空き巣に入られたらまずやるべきこととは?再び被害に遭わないための防犯対策

在宅中でも侵入被害に遭うこともあり自宅を守るための防犯対策に注目が集まっています。

中でも多いのは自宅を留守にしている間の「空き巣被害」で、自宅にいない間に侵入被害に遭うことが多く、帰宅してから被害に気づき警察に通報、盗難品の届け出や手続きといった対応に追われる・・・といったことがあります。

1度空き巣被害に遭うと同じ手口で何度も被害に遭うこともあるため、空き巣に入られたら再び被害に遭わない対策を取ることが大切です。

ここでは、空き巣被害に遭ったときの対応、再び被害に遭わないための対策についてご紹介していきます。

空き巣被害に気づいたらやるべきことは警察に通報

空き巣被害に気づくのは外出先から帰宅した後、いつ被害に遭ったのか、まだ近くに犯人が潜んでいる可能性も・・・などいろいろ考えて慌ててしまいがちですが、空き巣被害に気づいたらまずどういった対応をしたら良いかを知っておくと、万が一のときもスムーズに対応することができます。

空き巣被害に気づいたらまず「警察に通報」することが第一です。

1.警察に通報する

空き巣被害に気づいたら警察に通報し、すぐに駆け付けてもらいましょう。

このとき、別室やベランダ、クローゼットなど自宅内にまだ犯人が潜んでいる可能性もあるので、外に出てできるだけ安全な場所から通報すると良いでしょう。

また、通報した際に被害状況や周りに異常はないか、といったことを聞かれることもありますが分かる範囲で答えるようにしましょう。

2.現場の状況を変えないでそのままにしておく

空き巣被害に気づいたらまず警察に通報することが大切ですが、このとき気を付けたいのは「現場の状況を変えずにそのままにしておく」ことです。

理由としては警察が駆け付けた後、被害の状況、犯人が残した痕跡など、どういった被害に遭っているのか、捜査に必要な情報をできるだけ正確に把握するために大切なことだからです。

できるだけ正確に捜査に必要な情報を得るためにも被害の痕跡はそのままにしておくようにしましょう。

貴重品やその他盗難に遭ったものを確認するために自宅内を探してしまった後でも、できるだけ被害状況はそのままにしておくようにしましょう。

3.被害状況の確認、実況見分が行われる

警察が到着後、被害状況の確認と実況見分が行われます。

どんなものが盗難に遭ったのか、被害に気づいたのはいつか、犯人が残している痕跡はないか、など空き巣被害の状況を確認、実況見分が行われます。

盗難品がはっきり分かったら必要に応じて盗難(紛失)届、被害届の提出手続きを行いましょう。

4.盗難(紛失)届、被害届を提出する

警察の被害状況の確認が終わったら、盗難(紛失)届、被害届を出しておきましょう。

手続きを行った後の書類は火災保険(盗難保険)の手続き、確定申告時の税金控除の手続きに必要なのでできたら届け出を出しておきたいです。

また、パスポートの再発行には盗難(紛失)届の届出番号が証明書類として必要になるのでパスポートの盗難に遭った場合はパスポートの盗難(紛失)届も忘れずに行いましょう。

パスポートの再発行に必要な提出書類、その他確認しておきたいことはお住いの管轄のパスポートセンターで確認できるので問い合わせてみましょう。

管轄のパスポート申請窓口で手続き

東京・大阪ではこういったホームページから確認、問い合わせができます。
自治体によって必要な書類に違いがあることもありますが、どんな書類が必要なのか参考にしてみてください。

東京

東京都生活文化局「国内で紛失・焼失したとき又は盗難にあったとき」

大阪

大阪府パスポートセンター「パスポートの申請手続きガイド」

5.クレジットカード、銀行カードは利用停止手続きを行う

クレジットカード、銀行カードが盗難に遭った場合はすぐに利用停止手続きを行いましょう。

クレジットカード、銀行カードともに24時間電話で手続きを受付している会社がほとんどです。

時間帯によって電話番号が異なることもありますが、基本的に夜間に被害に気づいた場合でもすぐに利用停止手続きの連絡ができるので、クレジットカード、銀行カードの紛失があった場合は利用停止手続きを行っておきましょう。

クレジットカードの利用停止手続き例:
三井住友カード
JCBカード

銀行カードの利用停止手続き:
三井住友銀行
ゆうちょ銀行

6.保険証が無くなっている場合は会社、もしくは自治体に届け出

保険証が盗難に遭ったら再発行手続きを行います。

会社で健康保険に入っている場合は会社の担当部署に、自営業(学生)の方は自治体の担当部署に連絡して再発行手続きを行いましょう。

保険証は身分証明に使われることも多いため、悪用を防ぐためできるだけ早めに再発行手続きを行うようにしましょう。

7.免許証がなくなっている場合は警察署に届け出

免許証が盗難に遭ったら警察署で再発行手続きを行いましょう。

免許証も保険証同様に身分証明に使われることが多いですが、再発行すればなくなった免許証を悪用されることはないので再発行手続きはできるだけ早めにしておきましょう。

8.携帯電話が無くなっている場合は一時停止の手続き

スマホやタブレット端末などが狙われることも多いため、携帯電話やタブレット端末が盗難に遭った場合は利用停止手続きを行っておきましょう。

一時利用の停止は24時間受付の携帯会社がほとんどなので、携帯電話やタブレット端末の利用停止手続きもすぐに行っておくと良いでしょう。

携帯電話の利用停止手続き例:
NTTdocomo

iphoneや携帯会社によっては「端末お探しサービス」の利用

iphoneやipadの場合は、端末の設定で「探す」機能をオンにしておくことで、icloud.comから位置情報サービスを使って端末を探すことができます。

Appleデバイスで「探す」機能を利用する

電源が切れていたり、「探す」機能をオフにしている場合は探せないこともありますが、iphoneユーザーにとっては「探す」機能はとても便利な機能です。

Appleデバイスを利用している場合はこちらで設定、探す方法が確認できます。

Appleサポート「iphoneを探す」を設定する

Appleサポート「盗難・紛失デバイスを探す」

携帯会社の「探す」サービスを利用する

また、iphone以外のAndroid端末でも携帯会社で「端末お探しサービス」を設けている携帯会社もあります。

端末お探しサービス例:
NTTdocomo「ケータイお探しサービス」

遠隔操作による端末の「不正利用対策サービス」の利用

携帯会社によっては「探す」サービスの他にも、遠隔操作でスマホ画面のロック操作、SDカードのデータ初期化といった操作ができるサービスがあります。

電話帳や電子マネーなど、個人情報や不正利用を防ぐことができるため、スマホやタブレット端末の盗難に遭った場合はこういったサービスを利用するのもおすすめです。

携帯会社での遠隔操作による端末の不正利用対策例:
NTTdocomo「利用中断する前にできること」

9.合鍵が無くなっている、鍵穴が壊れている場合は鍵交換

合鍵の盗難、鍵穴を壊されている場合はすぐに鍵交換をしておきましょう。

合鍵の盗難や鍵穴を壊された場合は、再び同じ手口で侵入されることもあり、入りやすい状況はさらに被害に遭いやすくなるので注意が必要です。

その他、空き巣被害に遭ったら行っておきたい防犯対策については後ほどの項目でご紹介しているので参考にしてみてください。

盗難(紛失)届、被害届は火災保険、税金控除手続きに必要

初めの方で、「警察の被害状況の確認が終わったら盗難(紛失)届、被害届を出しておきましょう」とお伝えしましたが、これは単に手続きが必要というだけではなく、火災保険の盗難補償を受ける場合や雑損扱いでの税金控除手続きに書類が必要になるためです。

手続きを行った後の書類は火災保険(盗難保険)の手続き、確定申告時の税金控除の手続きに必要なのできちんと保管しておきましょう。

火災保険の手続きをすれば保険が下りる場合もある

盗難被害に遭った場合に加入している火災保険によっては保険が適用される場合もあるので、保険会社に連絡してみましょう。

賃貸物件の場合は管理会社に問い合わせてみましょう。

税金控除(雑損控除)を受けられる場合もある

雑損控除として適用される範囲は限定されていますが、被害に遭った分の税金控除を受けられる場合もあります。

被害に遭った分全てとはいきませんが、被害に遭った費用を税金で控除してもらえると助かりますね。

詳しくは管轄の税務署で相談してみましょう。

空き巣被害に遭ったら防犯対策をして侵入を防ぐ

一度空き巣被害に遭うと同じ手口で何度も被害に遭うこともあるため、空き巣被害に1度遭ったら手口として使われた場所はもちろん、その他の防犯対策もしっかり行っておきたいところです。

空き巣被害を未然に防ぐ防犯対策にはこういった方法があります。

1.鍵交換をしておく

先ほど鍵の盗難に遭った場合の手続きでもご紹介したように、合鍵がなくなっている、鍵穴を壊された場合は鍵交換をしておきましょう。

鍵穴を壊されていない場合でも、鍵穴を壊さずにピッキングされて侵入した可能性もあるので、鍵交換をしておくとより安心です。

また、入居時に初期手続きで鍵交換を行うことも多く、初期費用を抑えるために鍵交換をしない方もいるかもしれませんがこれも空き巣被害を防ぐ面ではおすすめしません。
第三者が同じ鍵を使える状況は防犯上危険なので入居前の鍵交換はしっかり行っておきましょう。

2.窓に防犯フィルムを貼っておく

窓やぶりで被害に遭った場合は入りやすい場所を侵入者に把握された可能性が高く、さらに被害に遭う可能性が高くなります。

窓から侵入された場合は、窓やぶり防止のフィルムを貼っておくと安心です。

ベランダや窓からの侵入、窓やぶり防止についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので参考にしてみてください。

ベランダの防犯対策、2階以上でも注意!空き巣から守る方法とは?

3.窓に開閉センサーをつける

窓が開いたときにブザーで知らせてくれる開閉センサーを取り付けておくと自宅にいるときや、外出中でも近隣に異常を知らせることができるので安心です。

開閉センサーは自分でホームセンターや家電量販店などで購入でき、簡単に取り付けられるのでセルフでできるおすすめの防犯対策です。

警備会社によるホームセキュリティでも開閉センサーによる警備を利用できるプランがあるのでこういったサービスを利用するのもおすすめです。

開閉センサー製品例
パナソニック「開閉センサー」
リーベックス株式会社「音鳴りくん」

4.窓を2重ロックにする

窓からの侵入を防ぐためには窓を開けづらくすることがポイントですが、窓の鍵を2つつけて2重ロックにしておくと1か所窓やぶりに遭っても2つ目の鍵で窓が開けられるのを防ぐことができます。

2重ロックはサッシにおいて回すだけでロックできる簡単仕様の製品も販売されているので、取り付けが難しいのでは?と気になる方はこういった製品を使うのもおすすめです。

画像引用:Nomuratec(ノムラテック)ウインドロック補助錠

2重ロックの製品は他にもホームセンターや家電量販店、ネット通販でもさまざまな製品が販売されているので、使い勝手や好みに合った製品を探してみましょう。

2重ロック製品例:
Nomuratec(ノムラテック)ウインドロック補助錠
NLS(日本ロックサービス)窓用防犯対策品

5.センサーライトを取り付ける

夜間、街灯があっても自宅周りは真っ暗になる、建物の陰や収納物の陰になる場所は空き巣に狙われやすいポイントになります。

真っ暗になる場所や死角になる場所にはセンサーライトをつけると人の動きを検知してライトがつくので侵入者が近づきにくい場所になるのでぜひ取り付けておきたい防犯用品です。

人感センサーつきのライト製品例
パナソニック「LEDセンサーライト」
リーベックス株式会社「パトロング」

人感センサーつきのチャイム製品例
リーベックス株式会社「スポット人感チャイム」

6.センサーで音が鳴る防犯用品を取り付ける

人感センサーで人を感知すると音が鳴る防犯用品はセンサーライトを取り付けられない場所や賃貸マンションでも利用しやすいのでおすすめです。

屋内だけでなく屋外で使えるタイプの製品もあるので、屋内・屋外でも使うことができます。

センサーで音が鳴る製品の例
リーベックス株式会社「パトロング」(屋内・屋外用)
リーベックス株式会社「スポット人感チャイム」

7.ベランダやサッシ付近に忍び返しをつける

忍び返しとは、建物の塀や侵入者を防ぎたい場所に取り付けられているトゲ状の柵のことをいいます。

忍び返しにはこういった製品があります。

画像引用:株式会社エイト「忍び返し」

建物やマンションの塀などに設置されているのを見たことがある方も多いかもしれません。

忍び返しは簡単にベランダを乗り越えたり手をかけたりすることができないため、ベランダや窓からの侵入対策に効果的です。

賃貸マンションに取り付ける場合は事前に管理会社に相談しておくと良いでしょう。

忍び返しの製品例
四国化成「忍び返しラインナップ」

8.貴重品は目立たない場所に収納する

侵入被害に遭った場合、いつまた被害に遭うか分からないといった不安や心配もあるでしょう。

侵入されても貴重品がどこにあるのかが分からなければ、貴重品の場所を知られることもないので安心です。

普段使う現金や貴金属、通帳や印鑑などの貴重品は分かりやすい場所にあると便利ですが、空き巣被害に遭った場合、盗難に遭いやすくなるので目立たない場所に収納しておく方が良いでしょう。

一度被害に遭ったらしっかり防犯対策をしよう!

一度被害に遭うとその時の記憶や気持ちを思い出して「もう被害に遭いたくない」「2回目はないように何か対策をしたい」という方も多いです。

一度侵入されると「侵入しやすいポイント」を把握されてしまうので「また次があったら・・・」と心配になると思います。

ここでご紹介した防犯対策を行うだけで侵入被害を防止することもできますが、一度被害に遭った方は「ホームセキュリティ」を導入する方も少なくありません。

ホームセキュリティを導入したい理由、サービスについては次の項目でご紹介していきます。

一度被害に遭ったらホームセキュリティがおすすめ

警備会社のホームセキュリティを導入した方の中には、一度空き巣被害に遭ってから心配で導入しました、という方もたくさんいらっしゃいます。

特に、こういった方がホームセキュリティを導入されています。

ホームセキュリティを導入する理由
  • 日中お子さんが一人でお留守番をすることが多い方
  • ご高齢の家族が一人で過ごすことが多いという方
  • 仕事や出張、旅行などで家を留守にすることが多い方

導入された方はこのように家族の見守りや自宅の警備のために導入したという方が多いようです。

ホームセキュリティを導入するメリットにはこういった点があります。

ホームセキュリティを導入するメリット
  • 異常を自動で検知、通報、警備員による駆けつけサービスがある。
  • 自宅の防犯対策についてプロに相談できる。
  • ステッカーが貼ってあると侵入者が警戒するので効果的。

ホームセキュリティの一番のメリットはやはり「自動で検知、通報、駆けつけてくれる」という点です。

セルフ防犯でも防犯効果はありますが、ホームセキュリティは警備会社によるサービスがついているのでより安心感があり、導入される方がとても増えています。

空き巣被害に遭ったことをきっかけに導入する方が多い

見守りだけであればネットワークカメラ(監視カメラ)を自分で設置しておけば十分ですが、異常を発見したら自分で通報しなければいけないので見守りだけでは万が一のときが心配、という方も多いでしょう。

また、一度空き巣被害に遭った方は「いつまた侵入されるか分からない」という心配から被害に遭ったことをきっかけに導入される方もいます。

ホームセキュリティがあれば警備会社に自動で通報され、警備員が駆け付けてくれる、という安心感があるのでおすすめです。

一度空き巣に遭った場合はホームセキュリティの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

ホームセキュリティは一括見積が便利!

ホームセキュリティの価格(値段)はお部屋の広さ、設置機器の数といったサービス内容によって変動するので、契約する際は必要な機器、サービス内容を訪問担当者とよく相談して検討すると無駄のない防犯システムを備えることができるので安心です。

まずは警備会社各社から見積りを取って、設置場所に合ったサービス、費用を見て検討してみましょう。

見積りについてはこちらの記事で便利なサービスをご紹介しています。
電話や訪問によるしつこい勧誘などは一切ないのでぜひ活用してみてください。

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まとめ:空き巣に狙われにくい家にすることで被害に遭いにくくなる

被害に遭った場合はまず警察に通報し、安全な場所に移動する、お部屋の状況を変えない、ということが大切だということ、火災保険や税金の雑損控除を受けるために警察に届け出をしておくことが大切ということをみてきました。

また、防犯対策については「再び空き巣被害に遭わないために」夜真っ暗になる場所を作らない、窓やぶり防止、ホームセキュリティを導入してステッカーを貼るといった防犯対策を行うことで、空き巣に狙われにくい家にすることができます。

窓やベランダ、玄関の侵入対策が効果的ですがよりしっかり防犯対策を行うならホームセキュリティを導入するのもおすすめです。

「続けて被害に遭う=侵入しやすい」ということでもあるので、空き巣被害に遭わない対策としては侵入者にとって「入りにくい」建物にするということが被害に遭わない大きなポイントになります。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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